巡る 廻(まわ)る 夢の中
どうかこの手を離さないで
囁く言葉は宙に浮く
止まったままの狂想曲(ラプソディ)
差し出された手は闇の中
月の光も届かない
星のように瞬いた
瞳が彼女を見つめた
隠された仮面の想い
狂ったように彼は云う
ただ切なく濡れた声で
遠く 近い この距離が
伸ばすこの手を隔てようと
誓う想いは囚われる
奏でられない調和(ハーモニー)
繋いだ手をただ離さずに
闇を駆ける蹄の音
夢のように儚げな
想いが心を満たして
叶わないと知りつつ願う
独りのように哀しくて
ただ癒されるその傷は
揺らぎ 気づき 謳う声
悼む心を慰めよう
謳う彼女は微笑んだ
流れ始めた小夜曲(セレナーデ)
何もかもが見知らぬ世界へ
旅立とう 君と共に
貴方とならば歩んでいける
新しく創る道を
二人 駆ける 闇の中
目指す未来は傍らに
交わす瞳は誓い合う
共に歩んでいく未来を
遠く彼方から聞こえる
彼と彼女の協奏曲(コンチェルト)
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