騒がば踊れと虚無の国

投稿日:2017/06/03 20:13:12 | 文字数:834文字 | 閲覧数:1,035 | カテゴリ:歌詞

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歌詞

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遠雷のように鳴りひびかう太鼓の音、地を這って

諸人(もろびと)賑々しく歌い、てんでに言祝ぎ、手を叩く

誰(だ)がためにでもなく、自分のためだけにさ柏手(かしわで)を

信じて仰ぐに足るものはここには何もないさ


突として湧いた蟠る感情。泥(なず)み淀み響(どよ)み胸に残る

神の居ります、在(ましま)す、御座(おわ)します天は

真っ暗々の空々漠々スッカラカン


その瓦斯(ガス)ランプを掲げて

言うに問うに実(げ)に及ばない

発話を超えた旋律がここに在る

今はただこの陶酔に身を委ねて、ランタッタ

信じたいわけじゃないけれど、何かを信じざるを得ない世界じゃ

大切なものひとつ何も自分で決めらんないや

  

物売りの切り口上、舶来の品々は目も綾に

よろずもろもろ積み重ねて、明々、鍍金(めっき)が灯に映える

乱れて貪婪に酒杯をあげ、祝詞はあげずじまい

崇め拝(おろが)むものなんてだってここにはないのだから


街上、退け時の人いきれ

夕餉(ゆうげ)に誘う屋台の情調

赤ら顔の客の笑い声

ここには確かに在るものだけがある 


言うに言われぬ夕景の

悲喜織り交ぜた、一盛りの美の中

今はただこの狂騒に身を委ねて、ランタッタ

この世界はそんなにも調和的には作られてはないから

せめて楽の音よ美しい調和(ハーモニー)を聴かせてくれ



夜と呼ばれる大きな日陰に街は隠れ、

神様から盗んだ火は煤けた瓦斯ランプの中で気忙しく揺る


目一杯両の手に荷を持たされて、歩けなくなるけれど

中身を開けたら古くて下らぬものばっかりだ

そんなもののために、非力さに泣くことなんかいらないさ

満たしてくれるもの一つ、それが真の豊富さだ

言うに問うに実に及ばない

発話を超えた旋律がここに在る

今はただこの陶酔に身を委ねて、ランタッタ

この世界に正解や価値や意味など存在はしないから

答え合わせなんていらないさ喜びの向かう先へ

オリジナル曲作ってます。

ブログ 

http://ameblo.jp/a-march-hare

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作品へのコメント1

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    使わせてもらいました

    お借りしました

    2017/06/09 17:17:58 From  sume_red

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