燻る線香が
夏を呼んだ、ようだ
田圃道をただ歩く
何も考えずに
褪せる思い出とか
口を逃げる言葉とか
なにかそこにあるものを
僕は知っていたいのは
自分勝手な呼吸の外で
日が沈むのを待っているだけで
言い訳の歌を歌うんだ
今
何も要らぬ程の晴天の下
等しく水になるような空の元
薄汚れていくようなこの音さえも
僕はまだ信じきっていたいんだ
なあ
灰になって、毒になって、花になって、
青になって、ずっと、
ずっと青を待っている
ソーダ水に花火屑
のぼるは水蒸気
澄んだ雨粒より
言葉が滲んでる
揺らり、揺れた世界の端で
君が底で澄んでいた
曖昧な妄言が雨に溶ける
聞こえない雑踏が掻き消されていく
終わらないただの夏にいる
平坦に延ばした晴天の下
眩しくてくらむくらいの空の元
何もわからなくてもそれでいいからさ
きっと意味なんてものは無いから
なあ
風になって、声になって、息になって、
青になって、ずっと、
ずっと青を待っている
夕凪掲げるビニール傘
君が佇んでいた沈丁花
肺に藍を溜めて言葉を
吐いた。
鼓動がおいつかなくなって
何も無い優越感に笑って
鋭利な雨模様、
冷たい夜が降ってくる
溺れていくような晴天の下
声さえも失うくらいの空の元
君がいなくなったこれからの青を
信じなくていいのかってわかったよ
夏が終わってもあるこの天の下
いつかまた見える綺麗な空の元
また始まる夏の片隅でただ
それから雨の匂いを嗅いで、
今
雨になって、夜になって、空になって、青になったから
嘘になって、夢になって、人になって、また戻って
秋になって、冬になって、春になって、夏になるから
ずっと雨を待っていた
ずっと君を待っていた!
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