透明な指で触れた記憶
水面に溶けて広がっていく
さよならよりも静かな部屋で
呼吸を忘れた魚が泳いだ

曖昧なまま閉じた窓辺
青白い微睡みの痕
言葉に出来ないままで

微熱みたいに寄せて返す
夜の帷に包まれて
遠ざかる波に似ていた

波際の距離だけ君と離れて
それでも温もり 探していた
声も届かない海の底に沈んで
答え 雪みたいに積もらせて
微かな光 照らしてる


目覚ましのベルは鳴らないまま
朝焼けがカーテンを染めている
思い出せそうな夢の終わりが
枕の裏に溢れ零れていた

白線だけ残る交差点
点滅する灯り辿って
戻れない昨日求めてる

通り雨打つ夜の終わり
道標かき集めても
緩やかな終わりはない

泡沫の距離だけ君を見ていた
触れられない静かな水面から
真夜中の淡い風に紛れた声
永遠なんて夢の続きだった
それでも波は覚えてる


水底の距離だけ君を思って
呼吸の間に浮かんで消えた
透明な海に残された影だけが
終わりを知って夢から醒めていた
何処にもない永遠

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

At the Seashore

想定してるのはエクスペリメンタル・ポップです。7/8拍子とか5/4拍子とかお勧めです。

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閲覧数:26

投稿日:2026/05/22 17:50:56

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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