ついひと月前は薄紅の満開であった
緑(あお)い筒路(つつじ)を通じて
ほのりと紅く染まる緑にあひにゆきました。
貴方から継いだまぁるい祈りを握りしめるも、
私の身には少しばかり沢山ですが。
熟してすり抜けてゆくのを
あの子が拾ってくれているので
日々巡ります。
まだ青々としていたあの春は
互いに分からぬ者同士。
両腕いっぱいに抱えながら
粉にして育みましたね。
か細い苗木はやがて実りを支える幹に。
幾度と超えた深き夢見に
頼りにしておりました。
有難う。ゆるりとおやすみなさいませ。
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