探し物ばかりしている君の(こっちみてよ)
横顔ばかりを見ていた。(僕はここにいるよ)
此処に居るよと笑って、
目に入らない声と表情(かお)

泣いてばっかりの君と、笑ってばかりの僕。
頬を伝う涙を拭いたくて
指先ばかりが空をきる。

ねぇ、笑ってよ。
嘘を吐いて。
嘘を吐いてもいいからさ。
ねぇ、笑ってよ。
愚か者でも、道化師でも、君の望むようにふるまうから。

いつか、いつか、いつか
振り返れるようになった時に
いつか、いつか、いつか
手のひらのぬくもりだけで
いつか、いつか、いつか
救われる事を知っている。

つまらないものばかり背中に乗せて(くだんないものばかり)
覚束ない足取りの僕が(足かせばっかり増やしてさ)
真っ白な君の背を見て、
逸らした視線の先を探す

泣いてばっかりの君と、笑ってばかりの僕。
抱きしめられたらいいのに。
そんな絵空事が胸に痛い。

ねぇ、笑ってよ。
嘘を吐いて、嘘を吐いてもいいからさ。
ねぇ。嗤ってよ。
僕を嘲るようでもいい、そんなに優しい顔をしないで。

いつか、いつか、いつか
この涙も全部過去になれば
いつか、いつか、いつか
君の笑顔を見れる時がくる
いつか、いつか、いつか
その時に僕は泣くんだ。

泣いてばっかりの君と、笑ってばかりの僕。
それが背中合わせだと君は
泣いて笑いながら僕を抱きしめた。

きっと、もっと、ずっと
僕はこうしていたかったんだ。
きっと、もっと、ずっと
泣いている僕と、笑っている君
さいしょで、おわりで、つづいてく
それは小さな物語。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

泣き虫アナタ と 戯れボク

何となく恋愛?なのか、ちょっとわからない詩を。

めったに書かないので試行錯誤ですが…。

泣いている貴方を笑わせたくて、その笑顔を見たかったけれど、相手の見たかったものも、自分の本当の笑顔だった、という。
そんな感じ…かな?

閲覧数:121

投稿日:2011/08/22 23:46:02

文字数:659文字

カテゴリ:歌詞

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