「いただきます」と「ごちそうさま」をちゃんと言える人でありたいです。
さっき食べた夕ご飯のお魚が お腹の中でぐるぐる泳いでる
崩れて溶けたその形のままで 僕の中をぐるぐる泳いでる
明日の朝には きっともういない
食べられてくれた魚さん「ごちそうさま」
お昼に食べた唐揚げの鳥が お腹の中走り回ってる
苦痛に耐えたブロイラーの夢 僕の中を走り回ってる
人間の身勝手で 痛くしてごめんね
食べられてくれた鳥さん「ごちそうさま」
言ったかどうかも忘れてしまう
食べたことすら忘れていく
一昨日の食事ももう思い出せない
その前の日も何食べたんだっけ?
積み重なる記憶と 忘れてゆく日々の中で
感謝なんてできているのかな?
親から聞いた「お米一粒には七人の神様がいるのだ」と
今日お店で出た廃棄のおにぎり 神様一体何人分?
謝ることにも慣れてしまった こんなの慣れたくなんてなかったよ
僕は食べることに感謝しながら生きていければ良かったのに
下を向いて歩く 帰り道
用水路沿いのアスファルトに 干からびたお魚さん落ちていた
腐ってしまったその肉も ハエさんたちはブンブン食べていた
道路わきに寄せて 手を合わせた
ハエさんたちの分の「いただきます」
公園横の道の真ん中で 轢かれたカラスさん落ちていた
ぐったりした肉を下から シデムシさんたちがモゾモゾ食べていた
草むらにどけて 手を合わせた
シデムシさんたちの分の「いただきます」
僕が勝手に傷ついてるだけで
世界はいつも通り残酷で
無駄にした食事(いのち)が思い出せなくても
その痛みだけは忘れないように
消える筈もない罪を 重ねていくこの両手
合わせながら祈っている
「いただきます」「ごちそうさま」
贖事 歌詞
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