投稿作品16作品
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将来の夢も希望もないまま
何となく歩いてきた僕らは
突然現れた壁の前で
何もできず頭を抱えた
いつの頃からかそうだった
僕の中には何もなかった
モノクロの自画像の中は
他人の言葉ばっかり右往左往
踏み躙られ慣れた自尊心と共に
どこまでも突き進め、あてのない行進よ!...Wated! 歌詞
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今日もまた同じ部屋の中
同じような夢から覚める
昨日と同じ朝ごはん
昨日と同じ僕が食べ
今日もまた同じこの道を歩く
同じ人に挨拶
見えてない壁の向こうも
どうせ同じなんでしょう?
ネットのニュース
また戦争...退屈な日々
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せーまい はこのなかにいれられそーとーにーわーで られ ない
つーぎの ごはんがでてくるのおぼーんーやーりーま あて いた
はっしゃじゅんびのあいずのおーと
こころのじゅんびもでーきな いまま
たったそくどわこーれまーで
かんじたこともないーほどはやすぎて
おしつーぶ される かーらーだひびくごうお...実験体Aの記憶
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狭い箱の中に入れられ外には出られない
次のご飯が出てくるのをぼんやり待っていた
発射準備の合図の音
心の準備も出来ないまま
発った速度はこれまで
感じたこともない程速すぎて
押し潰される体 響く轟音
催した吐き気と頭痛に僕は釘付け
恐々覗く窓の外は
広い空を見ていた...実験体Aの記憶
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夢の中の夢
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どうかこんなものでよければ 役に立てて下さい。
枯れた命の芽吹き
あらん限りの否定
残されたわずかな道
光る、星月の空
ゴミ袋に入れない
廃棄物の塊
回収も断られ
処分に困る始末
いつかみんなの役に立ちたい...生け贄UTAUは必要か 歌詞
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貰ったあの日の答えはまだ胸の中
君の名前を思い出すだけで 痛い
終わった恋心なんて忘れているのに
置き去りのままの記憶が僕を縛る
笑ったその横顔は強く輝いて
暗い僕の世界に太陽をくれた
眩しすぎるから 上手く向き合うことさえもできなくて
陽のあたる場所で生きる勇気を貰った
それだけでよかったのに
望...サングレーザーエンド/Sungrazer End
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ナイフで さっさっさ
ほうちょう とんとんとん
のこぎり ぎいぎいぎい
ぼくのからだを きざんでく
がそりん とぷとぷとぷ
マッチ しゅっしゅっぼ
ほのお ごおごおごお
ぼくのからだを もやしてく
びにいる がっさがさ
しゃべるで ざっざっざっ...ゆくえふめい
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どん どん どん どん
ボロ屋が 揺れる
友人が 階段を 駆け上る
こん こん こん こん
ノックの音
返事をして すぐドア開けた
母のため息 父のいびき
階下の住人の怒鳴り声
泥のたまった 水たまりごと
そいつら 全部を蹴り飛ばせ!...ある休日
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抱き抱えた翼のカケラ
墜としたのは確かに僕だ
透き通る日差しを浴びて
苦しかった夢を忘れた
思い出した 朝焼けの空
コクピットで 握るレバーが
語りかける 「準備はいいか?」
フルスロットル エンジンが唸る
Take off to the sky ! どこまででも高く昇る
Cut through t...Blue fire
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まだ開いたばかりの 眩しい光へと包まれながら
ベランダへ吹き込んだ風に おはよう ただ思い切り背伸びをした
影が通り過ぎて
下を見下ろす
交差点の信号機の上に カラスが 一羽舞い降りる
止まっていた人たちは信号が変わって
動き出す 静かに
たくさんの 人の足 自転車が バイクが 車が
街全体に 流れ...Combined view
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最後の抵抗を終えた翼は 卵が割れる様に夜の底へと落ちた
剥がれた体の熱も 周りの悲鳴も
みんな他人事で もう忘れているのに
こちらを見た あなたの瞳の色だけがこの目に感染って 離れない
透明な生地に色をつけて 暗い影に居場所を与えて
失くした意味も思い出した
こんなものが欲しかったんじゃないよ
暗転...玉響インフェクション
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夕日が溶け落ちてく 夏の日
僕らの影も蒼に溶けていく
伸びきった夏草を 温い風が揺らす
待ち合わせの場所には いつものみんな
『祭りが始まるよ』 誰かの声に
ぶら下がってる赤提灯が明かりを灯した
淡い闇の中 僕らふざけ合って
駆け出した 交じる影法師
親からもらった五百円玉は
ポケットの中転がしなが...僕らの影と夏祭り
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自我 逆巻く 白き闇に 今 掻き消された物語
ありふれた必然は この中には入れない
窓 歪んだ飛行機雲 切り裂かれた白いキャンバス
目指してたはずの絵に × 大きく描き足した
視界がだんだん狭くなる 足音すら遠ざかっていく
白い絵の具が 僕の存在も消していく
かつて見た絵が僕を追い詰める 「お前の居...蜉蝣アイデンティティ
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僕がまだ子供の頃に 心をどこかで落としちゃった
だれかの痛みも だれかの喜びも
うまく感じられなくなっていた
サンタの存在を 鼻で笑うよな
嫌な奴に育っていた
あの頃の
僕に会えたなら
何を話そうか
君の本音が聞きたいよ
少し大きくなった頃 僕の居場所を無くしちゃった...あの頃の僕はそのままに
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虚空を見上げて 宙(そら)に祈る この旅路
曲がったオールで オンボロ船を押しながら
進もう 進もう 星だけが頼り
未来を 明日を 求め さあ漕ぎ出せ
灰色の雲 遠く どこまでも続く
先の分からない不安と ひたすらの孤独を
オールでかき混ぜながら 闇を渡る
長い夜明けを告げたのは 眩しい 月明かりと...流星、雲を切り裂いて