宵月
微かに漂う 夏の残り香
長髪の君を思い出す
幼き日々の 甘い記憶が
月に照らされ 影を落とした
昼夜を繰り返し幾星霜
触れ合った温もりは 夢幻の彼方
当然が泡沫の如く弾けた
空に伸ばした指から 零れ落ちる月光
星の下 手を伸ばして
あの日届かなかった距離を
「今ならば」 そんな夢は
流星とともに消えた
可憐に咲いた 名も知らぬ花
壊さぬよう大切に 抱き締めた
あの花の名を 覚えた頃には
この手がもう 届かない場所に居た
貴方の心に芽吹いた花
私は知らない 色も形も
情景が上書きされ薄れていく
そして何時しか世界から 消えゆく花
夜空へ舞う 花は彼方
行先も知らない旅路の末
物語の どこかにそっと
描かれていて欲しい
宵月よ 貴方はまだ
今宵輝きを増すのでしょう
その光で 僕らの空を
どうか 照らしておくれ
満月が 浮かぶ夜に
君に会うことが出来たのなら
今ならば あの日の想いを
伝えてみせるのにな
空に投げたこの恋文は 夜風に吹かれて
彼方へ
宵月 歌詞
オリジナル曲:宵月の歌詞です
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