「過ぎ行く日々、夏の約束」
霞む空と煙の香りが 消えていた夏の影に連なる
その青く染まる道を辿り 過ぎ行く流れに息を止めた

何も知らない刹那を刻み ただ見上げた雲に筆を動かしていた
灼ける視界に重なる夏の風を 蝉の声がかき消した

悲しみ募る何時かの約束も この景色と共に続いてく
過去に落とした届かない声でも まだ 記憶が手に残っているから
戻らない時を歩いてゆく 果てしない白が色づくその日まで

空の雲が流れた晩夏 目に見えない君の影を探してる
変わらず鳴く蝉は突然 どしゃ降りの雨に息を潜めた  

何も知らない刹那を超えて ただ見慣れた傷を見て大人になってゆく
渇いた喉を枯らした夏の声は 何度も耳に繰り返していた

晴れ渡る 雨上がり空は
胸の奥に響いた あの日見た物語のようだった

この火がいつ消えるか分からなくても ただ 紡ぐ明日は流れるから

悲しみ募る何時かの約束も この景色と共に続いてく
過去に落とした届かない声でも まだ 記憶が手に残っているから
戻らない時を歩いてゆく 果てしない白が色づくその日まで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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過ぎ行く日々、夏の約束 歌詞

第6作「過ぎ行く日々、夏の約束」
こちらはオリジナル曲「過ぎ行く日々、夏の約束」の歌詞です。

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投稿日:2023/11/05 20:30:54

文字数:467文字

カテゴリ:歌詞

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