時刻表とカーナビで縛られた
僕の世界は雑に積み上がり

違う場所へ行けるはずの積み木を
怠惰な僕の指がまたくずす

この狭い世界で 僕は生きていく
憧れがないわけじゃないけど
この狭い世界が 僕の世界なら
この世界をほんの少しでも
押し広げながら生きていこう

テレビの中の彼等は今日も言う
自分らは天才じゃ決してないと

同じ天才じゃない僕はそして
明日への積み木をまた一つ手にする

この狭い世界を 僕は生きていく
憧れに届くわけじゃないでも
積み上げてはくずす 夢と諦めが
この世界をほんの少しでも
押し広げてくれると信じて

夢をつかめる手はほんのわずかで
僕と同じ手は無数にあって

広いと遠いが同じ意味ならば
僕はせめてこの狭い世界を
愛しいこの世界を歩いていこう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

狭い世界

夢叶わない人が大半を占めるのがこの現実世界。
そしてその一人が自分。
であれば、それを受け入れつつも、少しずつ何かをしていれば、夢のカケラくらいは手に入るのかも。

そんな歌です。

閲覧数:81

投稿日:2019/07/30 13:37:31

文字数:338文字

カテゴリ:歌詞

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