A
広すぎるこの世界
広すぎる海の中
綺麗なものだけを見ていたいの
目の中に入れたって
痛くない光景に
何時か沈む泥船が浮かぶわ

A
そんな船に乗るのは
私だけじゃないんだ
道連れにあの子なんてどうかな
沈まないと言うなら
沈ませないと言うなら
何も持たないその手で救って


B
泡沫 高い波
私を 置いて行く
指先 触れる熱
私の 氷は 溶かせやしない



A
狭すぎる籠の中
狭すぎる視界でも
汚いものは見えてしまうらしい
何時か泣くということ
忘れてしまえばいい
あの子が言った言葉が残るわ

A
貴方一人置いてさ
私一人行けないわ
そんな事言うわけないでしょう?
どうせ戻るだろうと
私戻るのを待ってる
その間に名も知らぬ海に飛び込む


B
泡沫 海の底
私は 上がれない
冷たい 体でも
嫉妬の 炎は 消せやしないわ


S
届かない醜い思い
水底に落として欲しい
誰かが間違って拾わぬよう
光が差さない暗闇
声は泡となり散り行く
あてもなく手探りで漂うわ

S
誰より愛されていたい
貴方だけに愛されたい
望むことすら許されなかった
沈ませないと言ったのに
沈んでしまった私は
全て失って一人眠るの







A
ひろすぎるこのせかい
ひろすぎるうみのなか
きれいなものだけをみていたいの
めのなかにいれたって
いたくないこうけいに
いつかしずむどろぶねがうかぶわ

A
そんなふねにのるのは
わたしだけじゃないんだ
みちづれにあのこなんてどうかな
しずまないというなら
しずませないというなら
なにももたないそのてですくって


B
うたかた たかい なみ
わたしを おいて いく
ゆびさき ふれる ねつ
わたしの こおりは とかせやしない




A
せますぎるかごのなか
せますぎるしかいでも
きたないものはみえてしまうらしい
いつかなくということ
わすれてしまえばいい
あのこがいったことばがのこるわ

A
あなたひとりおいてさ
わたしひとりいけないわ
そんなこというわけないでしょう?
どうせもどるだろうと
わたしもどるのをまってる
そのまになもしらぬうみにとびこむ


B
うたかた うみの そこ
わたしは あがれない
つめたい からだ でも
しっとの ほのおは けせやしないわ


S
とどかないみにくいおもい
みなぞこにおとしてほしい
だれかがまちがってひろわぬよう
ひかりがささないくらやみ
こえはあわとなりちりゆく
あてもなくてさぐりでただようわ

S
だれよりあいされていたい
あなただけにあいされたい
のぞむことすらゆるされなかった
しずませないといったのに
しずんでしまったわたしは
すべてうしなってひとりねむるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

エンヴィ・フラッグ・シップ

人魚とか、嫉妬のこととかを考えていたらできました

閲覧数:845

投稿日:2024/11/08 21:44:32

文字数:1,153文字

カテゴリ:歌詞

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  • Kitaku

    Kitaku

    使わせてもらいました

    こちらの歌詞に曲を付けさせていただきました。
    ピアプロ https://piapro.jp/t/TV2V
    ニコ動:https://www.nicovideo.jp/watch/sm45026948
    歌詞の出来栄えに見合った曲になっていれば幸いです。
    この度は素敵な作品を使用させていただき、ありがとうございました!

    2025/05/27 19:09:29

    • 苺牛乳

      苺牛乳

      こちらこそ曲をつけてくださり、ありがとうございます…!

      2025/05/27 21:54:01

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