もしも君に伝えた物語すべてが嘘ならば
君は悲しむだろうか?
君は僕を嫌いになるだろうか?

でもこの不条理で不可思議で不可解な物語は
残念なことに全て現実なんだ
でも君はきっとこの残酷な物語が怖いだろう
だから君の好きなファタジーを交えて話そうか

時に愉快に時に狂い時に残酷に
兵士は姫を守り続けた
兵士は眠り続ける姫を守り続けた
誰に何を言われようが傷つけられようが
ただただ愛する姫を守り続けた
これはそんな姫を兵士の物語、として語ろうか

もしも君に伝えた物語すべてが嘘ならば
僕は楽になれるのだろうか?
僕はひとりぼっちになるのだろうか?

でもこの凄惨で残酷で狂った物語は
悲しいことに全て現実なんだ
どうだい?この物語は悲しいかい?怖いかい?
でもどうか僕のことは嫌いにならないで欲しい

時に殴られ時に蹴られ時に監禁され
兵士は姫を守り傷ついた
兵士は眠り続ける姫を守りたかった
周りに嘘だと言われ続けていつしかそれは
真実が嘘に変わり始め兵士も狂い思い始めた
そもそも姫なんてものはいなかったんだと、思い始めた

眠り続ける女の子、兵士は思う
何のため?守るため?逃げるため?隠すため?
眠り続ける女の子、何故か愛しく感じた
嘘じゃないでも嘘だ現実なんだそれが嘘なんだ
何が何やらあっちこっち

確かな真実現実伝えるため
覚えていない誰かを守るため
兵士は新たな兵士を作り出した
真実の物語を語り続けようか
たとえそれを嘘だと否定されようとも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

(non title)

閲覧数:376

投稿日:2014/02/28 05:57:55

文字数:630文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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