本当の話をしよう
好きなもの一つなくて
心が動いたことすらなくて
正直みんな馬鹿にしか見えてないしな
なのに何で傷付くことがあるというの?

一人でこうまでしたのにさ
君が持っていたそれが僕にはなくて
僕は僕を諦めたのに

あの時初めて
心が動いた音がした
目の前にあったのは
視界を覆い尽くす程の
真っ赤だった

僕の声ひとつっきりで君は救えない
僕の音ひとつっきりで君は変わらない
それがきっと正しいのだ
この牢獄から逃げ出した君はきっと

手に入れたもの捨てられず
全部忘れられずに居たんだ
みんな前に進むのに
僕は
まだ

どうせみんな僕のこと馬鹿だと思ってるし
真面目に相手する価値などない人間なんだろ

涙を流す隙もないし
君が要らないと捨てたものはずっと僕が
欲しくて堪らなかったのに

あの時掛ける言葉は
何処かにあったのかな
綺麗なんて台詞はイミテーション
口を衝いた出鱈目だった

僕の命ひとつっきりで罪は償えない
僕の心ひとつっきりで何にも生まれない
それで誰かに見つかったとして
騙したとしていつかボロが出るのさ

あの時消えた願望が叫んでる
そんな、
筈、
そっか、
僕も、

君と同じ所に
君と同じ反逆を
だって






一人は怖いから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

瑕疵 歌詞

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投稿日:2023/11/02 01:43:52

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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