(A)
まるで責めるような
冷たい雨
鉛色の空の下
濡れ鼠が一匹


(B)
ふらりふらり
足元が揺らいで

きらりきらり
雫が落ちた


(C)
どうせならこの
汚(けが)れた僕を
洗い流しておくれよ
いつかきっと
綺麗なままのあなたに
また出逢える様に


(A)
ヒカリに満ちていた
かつての世界
見上げた空はもう
色彩(いろ)を無くして


(B)
ひらりひらり
あの桜吹雪も

ゆらりゆらり
滲んで溶けて


(C)
薄暗い街
彷徨いながら
明るい景色 甦る
雨に打たれ
頬を伝う 一筋
『 僕じゃない
  空のせいだろう? 』


(A)
まるで責めるような
冷たい雨
鉛色の空の下
濡れ鼠が一匹


(B)
くらりくらり
頭が痛んで

ぐらりぐらり
身体の自由が効かなくなって



きらりきらり
雫が落ちた


(C)
どうせならこの
汚(けが)れた僕を
このまま消し去ってよ
いつかきっと
綺麗なままのあなたに
また出逢える様に

次に逢う時は
もっと綺麗で 純粋な
僕である様に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Regenwetter

実際の執筆日は快晴でした(笑)

何故か、ぱっと雨に打たれる男性が浮かんできてしまいまして。

出来たフレーズが


いつかきっと
綺麗なままのあなたに
また出逢える様に


ここ。
んで、じゃあこの人は昔から変わっちゃったんだ、みたいな。



ちなみにタイトルはドイツ語で『雨降り』

閲覧数:58

投稿日:2010/04/20 06:50:26

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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