-紅イロ遊戯-



アナタへのヒャクヤッツ
止める術など知りません
内側に渦巻いた想いを
今 思い知れば良いのです



いつも「待て」しか言わない
アナタが悪いのです
飼い犬だって 忠犬だって
噛みつくこともあるのです

いつも「待て」ばかりのボク
褒めてくれてもそれは
ただの気まぐれでしかないこと
分かっているのです



真っ赤な林檎にキスをして
アナタとボク
フタリだけで御遊戯を始めましょう
薄く笑みをひく紅が
あぁ ほら こんなにも ウツクシイ

紡がれる歌は無色の宝玉
歪んだ瞳に ねじ曲がった唇
弛緩してしまったこの体を
引き留める術などありません

絡み合った指と指を
もっと引き寄せて
甘く 甘く 囁きながら
あぁ そう それは まるで ユメの様

いくつもの御伽噺
フタリで演じましょう
フタリだけで遊びましょう



アナタへのヒャクヤッツ
満たす術などありません
内側に渦巻いたオモイを
今 吐き出します

いつも「待て」をできる
忠犬ではないのです
溢れるヒャクヤッツを
吐き出したくなることもあるのです

気まぐれに撫でてくれましたが
それでスベテが満たされるほど
“良い子”ではないのです

アナタへのヒャクヤッツ
満たす術など どこにもありません
内側にこびり付いた想いを
今 アナタへ・・・

アナタへのヒャクヤッツ
満たす術などありはしないのです
内側からダラダラと溢れる睦言を
アナタの内側へねじ込みます


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

紅イロ遊戯

初歌詞です。

閲覧数:115

投稿日:2009/10/20 23:27:24

文字数:627文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました