昔々、神様が生まれて間もないころ。一人の本の番人がいました。
本を守っていくのにあたって、ル-ルがたくさんありましたが、いつもいつも本の整理ばかりでつまらなく思っていた番人は、ある日そのル-ルの中で一番程度の軽そうなものを選んで決まりを犯してみようと思いました。
埃かぶった分厚いルールブックを引っ張り出してきて、ズトン、と大きな音を立てて表紙を開いた。
「えーっと…なんだあ?『図書館で本を二冊以上同時に落とすべからず』?これでいいや。」
いつも先代の言い付けで本は二つずつ運ぶようにしていた番人は、丁度返却された『人魚姫』と『白雪姫』、『灰かぶり姫』に『赤ずきん』を机に積み上げてみた。
番人は少し考え込む素振りを見せたが、―――――次の瞬間力任せに机から払い落した。――――それが一番危険で、絶対に犯してはならない決まりであるのを知らずに。―――――――
*****************
「――――――…………ちぇっ、なんもないじゃん…。」
片付けが増えただけじゃん…。
番人はぼやきながらひっくり返って床にばらばらに飛び散った本を拾い集め、本棚に一つ一つ押し込んだ。
「何この紙。」
本の間から出てきた太陽に白い人影が描いてある紙を、番人はズボンのポケットにグシャグシャにして突っ込んだ。
****************
「ねえ、そこのあなた。わたくし…私、誰だったかしら?」
バルコニーで緑がかった美しい髪を白いドレスの上で踊らせる、少女と言ってもよい程あどけない顔立ちの女が、傍に立っていた男に声をかけた。
「あなたは我がプリンセス、シンデレラ姫でございます。」
その問いに、片膝をつき、女――――シンデレラの手をとり、顔にかかる艶のある絹糸のような紫の髪をした長身の男は、ほほ笑んだ。
「そう…じゃあ、あなたは?」
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――――着実に、しかも急速に物語は書き換えられていく………―――――
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