明日へ 着くには
車輪を ドブに寄せるんだ
30キロ 風を突っ切ってく
"all right!all right!"
信号も 空の青
"all right!all right!"
石でできた床 滑ってく
落ちて行く 染み渡る 黄金
時速50キロ 焦燥の中
覚えのないアナウンス
"違反者だ"
40キロ サイレン ランプ 灯る
30キロ 目の前 石が 崩れる
20キロ 電飾 景色 失う
血も人もない車から 消えていく紙片
"なんで?"
私が一体何をしたの?
停止したchair
私はどれだけ早かったの?
軽視されたbear
私はそんなにも消したの?
警視されたnever
私から何を奪うの?
染み込んでいく
ガソリン 布地 稲穂
月があれば食べていたのに
服一枚で寝て 目が覚めた朝 気分も悪いな
気まずそうな顔をして走る巨大トラック
空っぽだろ?
そうは言えど生活は続く
"all bad...all bad..."
じわじわと 潰えてくから
"all hard...all hard..."
奪われたとて 追われるだけよ
コンビニも スーパーも "何それ"
今日を足すために レバー握ってく
20キロ、50キロ、60キロ
40キロ 誰も 何も ない道路
30キロ 期待と 擬態を 意識
20キロ 減速していく震え
それでもなお消えていくミステリーなサークル
"なんで"
"おかしい"
"なんで?"
したいがままにされていく
停止したchair
死体のまま放置される
軽視されたbear
肢体まで売りさばかれる
警視されたnever
これ以上何を奪うの
動かせぬレバー
ほら加勢 また枷 吹く風
涙が落ちればまたエンジンかかって
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