A 雪の降る夕刻ぞ 門を叩きおるのは誰(たれ)ぞ

白い手 白い死 白い首 紙のような姿 神の様な素型

B みぞれ踏む音よ 鳴く雪よ 我に語るのは誰ぞ

赤い目 赤い血 赤い舌 生命(いのち)のような形 星のような跡地

何故(なぜ)に語らず 何ゆえたゆたう

その足は凍えて寒かろに

S 何を待つと問えども 我は持たぬ

何を知りたいと問えども 我は無い

嗚呼唯刻みたい その声よ その歌よ


A2 無限逝く場所ぞ 門をくぐり逝くのは誰ぞ

白い葉 白い身 白い息 黄泉のよな背なよ 読みのよな語らひよ

B2 船出の波音ぞ これにておさらばしたく候

黒い羽 黒い紙 黒い鶴 齢千二百数えつつ 己の記録呪忌(のろい)みつ

何故に語れず 何ゆえ彷徨う

S2 何を望むとも知れずとも 身のうちを晒せる筈もなし
 
何をつかむと知りえども 救う心はその術にあらざれば

嗚呼唯還りたい 我が呪い 我が言霊


C 光に消える この骸も体も明星の彼方 
  闇に消える この歌も言の葉も冥府の此方

  哀れに思われども気にはせぬ

  されど、空きし穴は宵闇に埋まらず
  この心を歌にたとえるならば あるいは、あるいは・・・

S3 何を以ってしてと 我は問う

  鏡を持ってと 此方より答え

嗚呼唯結ばれたい この手と手 神渡りの音よ

嗚呼唯・・・唯弱き心、甘えを知ること、賀正の白き月の夢うつつかな





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『曲募集中』アカシックレコード

初めて歌詞っぽい感じで歌詞書いたのですが・・・AメロとかBメロとかの表記ってこれであってんのかなぁ・・・?

壮大にわかりにくいというか間違いだらけの古い言葉を使ってみました。
背景のお話は・・・どうなんだろう、毎回書いてるけど必要なのかしら?

一応、神様が死んじゃうときの歌
三途の川の渡りを待っている間のお話
自分が生まれ、神としてすごしてきた意味がわからず死んでしまった神様のところにやってきたアカシックレコード
「彼」はただ世界の意識として存在するだけですが、意識として存在したものの全てが記録されています
けれど、神様がいなければアカシックレコードは白紙のままやがて意識を持つことも無く消えていた・・・。
その事実をアカシックレコードは歌にして門の向こうの神様に伝えました
そうして神様は渡る前に、初めて心の弱さを知りました

なんぞこれΣ(゜д゜)
まぁ最終的にアカシックレコードは存在してきた(している)意識の集合体だから、意識のあった連中は全部ひっくるめて神様大好きーな話

多分、神様だって救われたいんじゃないって、脳みそゆるゆる思考でかいてみた。
だって、人間だって神様にすがるのは辛くて救われたいからなんです。期待を背負ってる分神様って大変だと思うの、うん。




中二病全開ッッツツツ!!/(^o^)\

閲覧数:65

投稿日:2011/08/18 02:16:12

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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