雨が視界を埋め尽くす
一人ぼっち、屋根の下
今、見上げたこの空が
静寂を継続させる
君が失くした忘れ物
まだ右手に残る
冷えていくぬくもりの中
役に立たない大きな傘
二人揃って、歩いた小道
笑いあった土砂降りの中
どれもが懐かしくなるような
思い出達が反芻する
重なる手が消えていく
書き綴った相合傘
曇った窓の隅っこに
小さくその名前を書いた
1:36~
私が落とした水たまり
頬から滴(した)るしずく
水面に映る私一人
揺れては消える繰り返し
一人で駆ける 傘もささず
何かから逃げるように走る
未だに夢ならば醒めてと
心の声は騒音(ノイズ)の中
息を刻む時計の針
窓へと泳ぐ淡い視線
消えていった相合傘
眼を伏せて見ないことにした
間奏ピアノ
軒下、雨が止むのを待つ
右手に持った大きな傘
一人では支えられなくて
そっと両手を添えてみる
重なる手が消えていく
書き綴った相合傘
喧騒の中、過ぎていく
降りしきる涙の中 ah ah ah
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kurogaki
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