東の国の語り草 幽か光る竹に生まれ断つ
その子、かぐやといい 育ったそうな

ねぇ、この問の物を持ってこれる者はおるか?
まぁ、時間もあるしゆっくりと行ってきなさい
えぇ、これで全部ね。つまらないわ。
さぁ、今日も縁側で月を見よう。
あぁ、明日は晴れるかな?

朧月、たまゆらに
夜の匂ひ、うつろいて
雲の隙間に皓々と舞い降りた

月の者来りて 終わり始まる
誰がために ただ宙に舞う
虚空に浮かぶ 羽衣兎のように跳ねる
私は元居た場所へ


はぁ、まったくつまらないこの空間
はぁ、悠久の時間はまだ続くのだろう
はぁ、幾星霜の時を経た私は感覚がなく
はぁ、無駄に過ごすこの日々は意味はある?
あぁ、抜け出そうこの牢獄を

桜咲く、ひらひらと
陽の匂ひ かぐわしい
青の隙間に皓々と漂う花弁

月の者堕ちて 終わり終わる
私のために 地上へと墜ちる

二十余年 見てた 夜空は 怯えてた 消えそうな 灯火

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

赫映姫、堕ち昇りて墜ちては

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投稿日:2013/02/06 06:13:06

文字数:402文字

カテゴリ:歌詞

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