蒼を揺らして歪んだ視界
赫をめぐらせ 走り出す
偽りと点描ばかりの世界で
僕は何を感じている?

孤独なヒカリに 望んだものを
ぬくもりのないこの身体
突き出した掌の伸ばした先で
僕は何を掴もうとしている?

姿も思考も、声でさえ
誰もいない世界なら意味はないから

誰かに 必要とされたくて
届かないとわかっていた 声を張り上げ
歌声遠く響かせながら
枯れてゆく 蒼と赫の心

もう一度 貴方に会いたかった
この声で 貴方に伝えたかった

さよなら…


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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蒼赫(そうかく)

「声」という存在意義。
誰の耳にも届かなくなった時、それはやがて消滅するのだろうか。
誰の記憶からも消えていく「声」。
本当に自分が求めたものは何だったのか。たったひとりでいい、自分を必要としてくれるひと。
歌う歌う、希う生命体。




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ちょっとだけ病みな感じ。
ちなみに蒼赫って熟語はないですよっ!

欲音ルコイメージですが、歌い手の限定はありません。


閲覧数:78

投稿日:2009/03/06 22:23:44

文字数:230文字

カテゴリ:歌詞

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