晴天の空焼けつく道路に
１人佇む誰も気付かずに
笑うことさえどこか虚しくて
結局いつもの仏頂面さ

ある朝いつもの場所で
見知らぬ男子校生に
道を聞かれてさ
「ごめん、わからない」
「そうか、ありがとね」
初めて声を掛けられた

偶然？必然？
出会う確率は無量大数分の１未満
何回叫んでも届かない声
あなたならば受け止められる？
絶対！命題！
エンカウント率は無量大数分の１未満
この出会いを奇跡と呼ぶなら
神様を信じてもいいな

あれ以来君の姿は見えずに
１人浮かれた心に陰落とす
探しに行きたいとは思うけど
ここから動けたらの話です

ある夜いつもの場所で
見知らぬ霊媒師に
偶然ハチ遇わせて
「成仏しますか？」
「まだ待ってください」
立ち塞がる人の影

幽愛？友愛？
君への思いは無量大数％超える
怯まず立ち向かう姿
こんなときに来るのは卑怯
確定！決定！
溢れ出る気持ちは無量大数％超える
振り向く君の顔さえ見れず
神様イジワルで優しいな

ある日いつもの場所で
フワリ身体浮かぶ
タイムリミットが近付く
「さよならしたくない」
「僕こそしたくない」
私の手を掴んだんだ

運命？天命？
出会う確率は無量大数分の１未満
真っ直ぐにこちらを見上げて
「あなたに一目惚れをしました」
限界！突破！
君との未来は無量大数分の１を超え
夢は現実に変わっていく
神様本当にありがとう