「誕生日などない」
誕生日などないのに
存在しているという
信じられないような本当の話
不幸のコウノトリが
橋の下の河原に
赤子の私を置き去りにしたという
雨の日も寒い夜も
ただ安らぎを待っていた
今の僕が生きられているのはね
家族のよう
偽りと言われても
それでもいいんだ
父のようなおっさんと
母のようなおばさんが
僕の宝物
くだらなく歳を取り
仕方なく孤立して
好きでもない仕事して
寝て起きる毎日
あの幼少の誰よりも優しかった
偽りの家族のような人はどこにもいない
僕はまだ余裕もない青二才
空には不幸のコウノトリ
また誰か攫ってきたのだろうか
僕は強くなろう
自分など今やもう
歯車の一部でしかない
ガラクタの愛されない存在でも
不幸のコウノトリを救いたい
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