【追放少年】

作詞: しらくも
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裸足のままに川に踏み入れたら
雨上がりの虹も蕩かす 暑し
もやもやの心の霧はなぜ
とろとろと舞い込む砂糖の味

落ち葉の坂道へ迷い込んだら
吹き渡る花びらは踊り 不思議
ドキドキと高鳴るベルの音に
ときどき耳を惑わされてゆく

ふと見上げれば 雲に淡く揺らぐ蒼い空
どこにたどり着くの 私のおとぎ話よ
夢の波にたゆたう
戯れる妖精(フェアリー)たちの歌声
口ずさみながら
紫色の 旅に出よ

風に乗って薫り咲く道を
翼張って茨の向こう側へと
いつか どこか
別れと出会いはまた 繰り返し
回れ時計塔の上 響け音色が歪だとしても
きっと やっと 届けられるんだよ
物語(ストーリー)の果てに

赤い猫の影を追いかけたなら
重なるシルエットがはじける 景色
煌めく陽射しの破片まるで
ひらひらと輝く雪結晶

瞬く夕焼けの火花に
惹かれて焼かれて裁かれて
一人寂しくも強くロマンを
求めようとあがく私がいる

そっと目を閉じて 星空透けて見える黄昏
退屈な日々さえ 優しく彩られてる
二度と子供じゃなくなった
私でも受け入れてくれるの
バラ色のネバーランド どこまで探し続ける

遥かのレンガの壁を
超えるように急ぐ雲見つめて
忘れ去りそうになる
物語(ストーリー)思い出してく 

回れ時計塔の上 響け音色が歪だとしても
昏い道を奏で彷徨っても
いつかまた

風に乗って涙咲く道を
翼張って砂漠の海の向こうへ
あの日 あの子 あの続き
まだまだ気になるんだ
回れ時計塔の上 踊れ夜が明けるのだとしても
笑って はしゃいで さよならも幸せ
美しくなれと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

追放少年(の歌詞)

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投稿日:2019/03/28 17:56:10

文字数:736文字

カテゴリ:歌詞

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