うっすらとした夢(らくがき)に
ペン入れしようか迷ってさ

あれこれするうち 自信(ぺん)を無くした


綺麗な才能(しきさい) ぶち壊したくて
折れたペン先拾いあげてさ
打ち付けた思い(いんく)は飛び散るばかり

夢(かみ)を破いて捨てたくなった
どうせちっぽけ つまらぬラクガキ

諦め(けしごむ)なら いつでも常備さ



ぼやけてきた夢(りんかく)に
色付けしようか悩んでさ

あたふたするうち 夢(いろ)を忘れた


汚いペン先 ぶっ潰したくて
スケッチブックに殴り付けてた
乾いた情熱(いんく)は痕だけ残る

紙吹雪にでもしたくなるよ
ほんとくだらぬ 僕(だれか)のラクガキ

デリートキー 取り付けようかな


片付け途中の本棚で
古いアルバム開けてみた
はらりと落ちた古い紙きれ
誰かが描いたラクガキだった

白い紙にクレヨンで
いびつなラインで描いていた
ガタガタしたその形 確かに僕の夢だった



うっすらとした夢(らくがき)に
ペン入れしようか迷ってさ

月日が経つうち 笑い出してた


綺麗な才能(しきさい) 憧れてたけど
古いペン先拾いあげてさ
プライド(ほこり)はたいて持ち直してみたよ

破れたところ貼り直して
それでもいいか つまらぬ描きかけ

負けん気ならいつでも常備さ
 
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ラクガキ

 
 
紙が破けるまで、何回でも描き直そう。

ボロボロになっても、納得がいくまで僕はペンを放さない。
 
 

閲覧数:57

投稿日:2011/04/17 04:31:55

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

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