「未完成スニーカー」

1.アスファルトにきらめく日差し
信号待ち眠たげなバス
踏みしめる足リズムを刻み
スピード上げて追い越す

転んだって泥まみれの笑顔で
靴ひもしめ直すように
心をキュッと結んで

自由気ままのスニーカーで
街角の夢鳴らして
擦りきれた音が響くたび
鼓動が高鳴ってく
疲れ果てて立ち止まっても
何度でもまた踏み出してく
ヒリヒリ痛みさえ連れてくよ
僕らしい歩幅で歩んでく

2.信号赤で立ち止まって
ショーウインドウに映る自分
まだ似合わない背伸びの服も
明日の予告編みたい

つま先立ち届きそうにない青空
スニーカーの底減っても
夢はまだ新しいまま

自由気ままのスニーカーで
街角の夢鳴らして
擦りきれた音が響くたび
鼓動が高鳴ってく
正解よりも挑戦がいい
誰よりも自分試したい
ハラハラ不安さえ連れてくよ
僕らしい歩幅で歩んでく

未完成のままのリアル
靴の先に願いこめて
歩み止めずステップ踏んでく

自由気ままのスニーカーで
街角の夢鳴らして
擦りきれた音が響くたび
鼓動が高鳴ってく
疲れ果てて立ち止まっても
何度でもまた踏み出してく
ヒリヒリ痛みさえ連れてくよ
だってまだ夢の途中
正解よりも挑戦がいい
誰よりも自分試したい
ハラハラ不安さえ連れてくよ
僕らしい歩幅で歩んでく