駐車場の隣の砂利道
誰かが来る 足音がしてる
いる いる
あの子がそこにもいる
電話口の金切り声から
徐々に変わるノイズ音にまで
いる いる
あの子はどこにもいる
突然来たありえぬアドレス
送られたメールに
目に映れば全ての物から
耳にすれば全ての音から
よぶ よぶ
あの子が私をよぶ
昨日の夜 枕元に足り
置いていった手紙に
ねぇねぇ、なんで 私を殺して
ねぇねぇ、なんで 貴方は生きてて
ねぇねぇ、きいて 体中痛い
ねぇねぇ、なんか 何にも見えない
想像以上の彼女のゴースト
走り出せば逃れられるのか
なぜかわかる それは不可能だ
いる いる
あの子が後ろにいる
家に着いて扉を閉めれば
反射するガラスに
ねぇねぇ、いいよ 振り返らないで
ねぇねぇ、どうか そのまま答えて
ねぇねぇ、なんで 私を殺して
ねぇねぇ、なんで 貴方は生きてて
空前絶後のパラダイス・ロスト
ねぇねぇ、今日は 私を殺した
善人気取りの貴方の命日
ねぇねぇ、要は 誰かが死んだら
私の命はきっと蘇る
ねぇねぇ、逃げて 私から逃げて
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ねぇねぇ、はやく 楽しませてよね
ねぇねぇ、死んで 貴方の過去に
想像以上の彼女のゴースト
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