あなたの口から零れた音はただひたすらに私を拒む音でした

あなたと私が幼かったころたわいのない約束 ゆびきり

嘘吐いたら針千本飲ますと話していたのは嘘か真か

あなたのまわりを飛び交う蠅達

掃ったそばから宿木移って

私とあなたが遊ぶ鬼ごっこ

手に掴んでいたものは頭

あなたを捕えて目隠しつけて 後ろ手に縄で縛りつけて

塞がれた黒い瞳に向けて私は問うた

「 わ た し が す き で し ょ う 」

あなたの口から零れた音はただひたすらに私を拒む音でした

嘘吐きあのころ夢か現か

震える指先捉えた喉元

ただひたすらに私を拒んだその音を止めようとした次第です

あなたはいつしか動けなくなって

拒む音などもいつしか消え去り

さて再び「わたしがすきでしょう」と問うたら

だらりと首が下向く 頷いた

あなたが冷たくなった分だけ私の熱さを中和する

唇触れたら湧きだす何かは

紅色を含んだ                 あわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ヤンデ馴染

兎に角ヤンデレで御座います。

ヤンデレが書きたかったんです。

出来心なんです。故にいつもどおりのぐったりクオリティです。

閲覧数:50

投稿日:2010/11/30 23:02:46

文字数:426文字

カテゴリ:歌詞

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