気がついたらまぶたを見ていた  慣れないニオい、肌触り、私
声が耳に迫ってくる
「君は本当にすばらしい友人だった」
手足を縛られたように、体を動かす気になれない
「あなたと出会えていなかったら私の人生に価値なんてなかった」
ポツン、ポツン  冷たい  あ、知っている匂い
「悪い、言葉になんねーよ」
まぶたは強固な扉のように開かない
「今までお前に何もできなかった。オレは何をしてたんだ」
ダメみたいに
「ありがとね」

ガッチャン、ガッチャン  嘔吐と合わせて見開いた
綺麗だった白と紅の掛け布団、炭の壁、まばらに空いた天井、折れた十字架
それに枕元にラジカセ
「君は本…」ガッチャン  耳障りだ
手足にはロープが巻かれていた  極楽の蜘蛛の糸のように空へ4本伸びる
空は晴れていた  雨も降っていた
天気雨というやつだ

差し込んだ光に悪魔がいた  遮る影に天使がいた
悪魔は泣いてすがった「外に出て」
天使は怒り迫った「このまま中で休め」 言う言う
迷わず外へ出ようとした
天使は怒り狂い、刃を突き出し、背後より心臓を貫いた
気にせず外へ出た そして倒れた

そこには何があったんだろう  いや、知っているような気がする
何を忘れたんだ?  何を殺されたんだ?
私がそこにあった世界を変えたのか?  世界が私を閉じ込めたのか?
思い出せ思い出せ
悪魔は口を開いた「人形ごっこはおしまい」

ああそうか  私は偽者だったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

さて

ルーチンワークを好む人もいるでしょうが、
それに縛られる人もいると思います。

結果、自分を押し殺すこともあれば、
社会や周りの人せいにして自分を肯定すること、
それに、それ以外の解決策を見出すこともあると思います。

そこで解決前や解決できなかった時の足掻きや、もがきを
意識して書きました。

詩と言ってよいのか・・・
わからんけどいっか(-.-)

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投稿日:2013/10/25 00:48:02

文字数:614文字

カテゴリ:歌詞

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