気づけばいつもベットの上で  何もせず時間を持て余している
目の前のやるべき事から  目を逸らしている

止まない雨につられていくように  どうでもいいことを繰り返している
いつの間にかその事自体に  気付けなくなった

俯いたままの僕は  自分の身の回りで
起きていることすら  判断できなくなってしまった

ああ、返してよ僕の時間(人生)  なんで時間を潰してきたんだろう
その叫びに答える声もなく  また時間が過ぎ去ってしまった


やり場のないこの苛立ちを  ただただ何かにぶつけたくて
手元にあったケータイを  壁に投げつけた

綺麗に二等分されて  虚しく床に落ちる
すぐに後悔の波が  僕に幾度なく押し寄せる

ああ、もう嫌だ何もかも  僕がやってきたことに意味があるのだろうか
また自分で作った迷路に  迷いこんでしまったんだ

何しにきたんだろう  誰のためなんだろう
理由を必死に探し回る

足元に落ちてた  夢の欠片を見つけた
自分のものだとやっと気がついた

ああ、遠回りしちゃったな  こんなにも答えは近くにあったのに
そうつぶやいて笑いながら  時計の針は動き出した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

TIME

ずいぶん昔に書いたものです

閲覧数:86

投稿日:2011/12/22 02:48:27

文字数:497文字

カテゴリ:歌詞

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