『Memories』- 作編曲・詞 / sen

〈BPM=90〉

涙堪えた少年は その日一番の喝采に
戸惑い 俯いて歩く
生まれた理由なんて いくらでも作れて
ここにいる意味を 失くしている

注がれた愛は 無慈悲に崩れて
逃げ込んだ先も 塗りつぶされ
一人考えた 鮮やかな世界は
いつ訪れるんだろう

穏やかに吹く風 踊りまわる花は
今日も誰かの命を支える
終焉のその時に 苦しんだ老人は
幸せそうな笑みを浮かべた

捨てられた愛は 続きを隠して
意地悪なこころ 抱きしめた
叱られた日には 傷ついたかさぶた
また少し増えるの

がらくたばかり集めては 消えていく中で
宝物がここにあって
信じてた過去さえも嘘を願い 薄れていく果てに

どんな思い出も 輝ける日には
色を失って 忘れてる

笑われるだけの夢だから 言いたくなかったんだ
子供は心を閉ざした
いつも元気なあの子は 誰かに心配をかけるのが
怖かっただけなんだ

誰かが望んだ 小さな希望は
誰かの善意に 掻き消され
描いたはずの 綺麗な空は
黒い雲に覆われたらしい

未来を照らしてくれるような 優しい人が
優しい歌を詠ってて
言葉では伝えられない想いを伝えようとしてて

今 僕らの記憶が正しいのなら
真実なんて いらないのに

声が届かないから 伝えられないって言ってたんだ
居場所を追われた僕らが 生きようとするだけで
悪者なんだって

手をかざした先の 溢れる光の中に
求めたものがあると限らなくて
当たり前に訪れる日々ならば 思い通りにもいかなくて

どんな思い出も 確かにここにあって
寂しそうに泣いて 生きている

僕を抱きしめたあの子は いつも僕の味方だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Memories【オリジナル】

初音ミク歌唱のオリジナル曲です。
Movie(http://www.nicovideo.jp/watch/sm31773428

閲覧数:39

投稿日:2017/12/24 16:41:20

文字数:722文字

カテゴリ:歌詞

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