風船の割れる 音がしたことを
実は皆誰も 気づいていたのに
もうあんなとこに 近づく太陽に
月がどちらか わからなくなっていた
カップ麺の最後の1口みたいな
寂しさと気持ち悪さがあるね
ゴシック体の最後通牒はもう見えないが
目を瞑るような 光が反射している

君の 手足を 拾って 歩いた
その爆発に向かった
永遠なんてない ってわかったから
だから だから 僕は
明後日行きの バスに乗り込んだ
帰りのチャイムが鳴った
緑色が眩しくて いつの間にか吐いていた

「恵みの雨は もうないよ」
とにやけた街灯が言う
「彼らが全部飲み干したんだ」
鏡を路傍で照らす

微かな風さえ感じない
脊梁の鉄筋に昇る
両の目視界は耄碌
緑色が頬を掠む

生きているって どうってこともないぜ


風船が割れた ことを僕たちは
いつの間にか わからなくなっていた
遠く見える 名前もない海の
向こうの沖から 何か近づいていた

世界が終わる日は きっとあの人も
微睡むように 泣きながら笑う
最後って実は 眠るようなのかもね
目をつぶるよ そしたら 海の方

君の 笑顔は 酷く 悲しげな
声色を包んでいた
「天国なんて怖くもない」
ならば ならば ならば、君の
瞳の奥 光を捉えるそこの 熱をそっと奪うよ
緑色は いつの日か 目を開けたままで僕ら

サイレンが鳴らす天気予報
そしてアナウンサーが言う
「空を見るな」 街中に響く
電波塔のあの子にも

微かな風さえ感じない
箱庭の眩惑はこの手に
工事現場では蒙昧
緑色に足がすくむ

生きていても 別にどうでもいいね。 


「空を見ろ」「空を見ろ」
という声に目が醒めた ああ そうか
空を見た 誰かが描いたような青空をしていた
気づいたら 温かくなっていた
誰か海に落ちたらしいことを知らなかった

君の 心臓を 持って 叫んだ
バスは少し浮いていた
現実だって笑うサイレンがいた
ならば ならば 僕は
神様だって信じてやるよ
お別れのチャイムが鳴った
海岸線は遠く向こう "それじゃまたいつか次の"

機械音という冷却剤
ビッグブラザーは見ている
直射日光を避けるよう
天使の輪が付いている
微かな風さえ感じない
寂寥の鉄筋を降りたら
少し眠くなった
いつのまにか誰も居なくなった

生きているってどうってこともないぜ


この世界でも悪くないぜ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

リア 歌詞

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投稿日:2023/03/19 00:59:46

文字数:996文字

カテゴリ:歌詞

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