大切なものは全て無くしたと思ってた
あの日　あの場所で
大切なヒトも全て無くしたと感じてた
ある時　ある場所で

必要なモノばかり無くなって
要らないモノが積みあがる

世界の理不尽さと周りの気楽さを
羨んで　妬んで　見つめてた
ただ気づいて居なかっただけなのに
すぐそこにヒカリがあることに

友達なんてだれも要らないと思ってた
いつだったか　どこかで
感情なんて捨ててしまおうとしていた
いつか　この場所で

勘違いばかりしていた事に
私はずっと気付かずにいたの

自分の弱いとこや他人の強さに
目を伏せて　背けて　忘れてた
本当は最初から分かってたのに
すぐそこにコタエがあることに

何もかもは矛盾から生まれて
自分の鎖に絡まってしまって
身動きが取れなくなっていた

夢が全部現実(リアル)だった事に
今更になって気がついた

伸ばしていた手もすましていた耳も
届いてた　見えてた　聞こえてた
自分から閉ざしてしまっていたの
すぐそこにキボウがあること

今度こそしっかりと掴んで離さない