眩く
希望の星よ
慈しむも残酷な
腐敗した世界


そう、抗えない未来から
盲目の詩人はいま、何を
その瞳に
灯すのだろう


ただ守り抜く強さと
その忘れ得ぬ生命を
いま、胸に抱いて眠るまで
あなたの声を聞かせて
あなたの夢で目覚めたくて
地上に芽吹く花は
絶望に染まるあの丘で
可憐に凪いでゆく


羽ばたく
紫紅の鳥よ
悲しみの無い慟哭を
産み落として


そう、 幾千の涙は
大空に伝う雫と成り
何故、大地を
濡らすのだろう


限られた時間のナイフは
この脆弱を切り裂き
いま、胸の中で燃ゆるもの
あなたの鼓動響かせ
あなたの全て流れる血も
その傷跡でさえも
分かち合う軌跡と罪の
螺旋に相対して


ただ守り抜く強さと
その忘れ得ぬ生命を
いま、胸に抱いて朽ちるまで
この愚かにも輝く
数多の星と無限の雫
願いを込めて歌おう
絶望に染まるあの丘で
可憐に咲いた花…ah…

----譜割りVer.----

まばゆく
き(ぼう)のほしよ
いつくしむも(ざん)くこな
ふ(はい)したせ(かい)


(そう)あらがえ(ない)み(らい)から
(もう)もくのし(じん)わいまなにお
そのひとみに
ともすのだ(ろう)


ただまもりぬくつよさと
そのわすれえぬいのちお
いまむねにだいてねむるまで
あなたのこえおきかせて
あなたのゆめでめざめたくて
ち(じょ)おにめぶくはなわ
ぜつ(ぼう)にそまるあのおかで
か(れん)に(ない)でゆく


はばたく
し(こう)のとりよ
かなしみの(ない)(どう)こくお
うみおとして


(そう)いくせんのなみだわ
(おお)ぞらにつ(たう)しずくとなり
なぜだいちお
ぬらすのだ(ろう)


かぎられたじ(かん)の(ない)ふわ
このぜい(じゃ)くおりきさき
いまむねのなかでもゆるもの
あなたのこどおひびかせ
あなたのすべてながれるちも
そのきずあとでさえも
わかちあうきせきとつみの
ら(せん)に(あい)(たい)して


ただまもりぬくつよさと
そのわすれえぬいのちお
いまむねにだいてくちるまで
このおろかにもかがやく
あまたのほしとむ(げん)のしずく
ねがいおこめてうた(おう)
ぜつ(ぼう)にそまるあのおかで
か(れん)に(さい)たはな(ああ)

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

星ノ雫

https://piapro.jp/t/0RxA
ロカルツP様の楽曲に歌詞を応募いております。

恋愛をテーマに壮大なスケールで詞を書いてみました。
イメージとしてはファイナルファンタジーの名シーンを想い描きながら聴いて頂けると分かりやすいかもしれません

閲覧数:633

投稿日:2021/05/05 23:08:30

文字数:945文字

カテゴリ:歌詞

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