回る回る車輪は、何処に私を運ぶの
来た道だってとっくに憶えてなどいないというのに

金色の輪を回していた、あの少年は誰だろう
顔も忘れてしまったのに、酷く懐かしいのは何故?

動き出した円輪はひたすら
嘆きと忘却とを繰り返し続けて舞(ま)わるの

王子様がガラスの靴持って国中を駆け回ったのは
シンデレラの顔なんてすぐに忘れたからでしょう?
白雪姫が死んでしまったって小人達は泣いたけれど
どうせ明日になったならみんな仕事に行くのよ


廻る廻る車輪は、いつになれば止まるの
そこかしこ錆ついて傷だらけになってしまっているのに

動き出した円輪はひたすら
誰かの想いを乗せて、轢き裂き続けて舞(ま)わるの

親指姫が花の王国で幸せになれたのは
つばめが想いを最後まで隠し続けたからでしょう?
愛する王子を刺せなくて人魚姫は消えたけれど
彼女が泡になったとき誰が悲しんだかしら



車輪は回転し続ける、進むことしか出来ずに
傷跡を忘れなければ痛くて壊れてしまう……
金色の輪を回していた少年の影だけが残る
せめてサイゴの時でいい、私を思い出して





ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ホイール(仮)


初投稿です。
素敵な曲を見つけ、思わず応募用の歌詞を書き上げました。
まだまだ拙いですが、宜しくお願い致します。

詩は、楽曲様の仮タイトルとメロディから連想したものです。

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閲覧数:123

投稿日:2010/09/08 16:27:11

文字数:480文字

カテゴリ:歌詞

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