A
ため息ひとつ舞いあがる
時々のセピア色
動かないのは幸せの笑み
くりかえすのはまどろみ
微妙な距離にうつむいて
君の背に近づけず
目を逸らしてた遠くなる声
困ったような空
B
最後の音がとまるとしたら
足あとも見えなくなってる
それでも何も
変わらない街並みは
優しいままに
S
想いはスノードームに降り積もる
おいてけぼりが永遠の冬みつめてた
粉雪そのひとつぶに隠れてる
綺麗に結晶(け(っ)しょう)した
ふたりだけのね、内緒の話
A
思い出せないぬくもりに
さよならが宙に浮く
ごめんねどこに消えてくのかな
黙ってしまう空
間奏
B
ふりかえるたびすりぬける風
透明な面影をさらう
渡るみたいに
季節から季節まで
隣にいたね
S
いつかのスノードームに忘れもの
交わらないね平行線その先に
淡雪触れることなくとけていく
心に鍵をした
君のことが大切だった
S
想いをスノードームにとじこめて
抱きしめている離さないで私だけ
白雪どうか世界のすべて染めあげて
廻り続けている箱庭にもう終わりはこない
雪模様
雪欠片
——ひらがな——
A
ためいきひとつまいあがる
ときどきのセピアいろ
うごかないのわしあわせのえみ
くりかえすのわまどろみ
びみょおなきょりにうつむいて
きみのせにちかづけず
めをそらしてたとおくなるこえ
こまったようなそら
B
さいごのおとがとまるとしたら
あしあともみえなくなってる
それでもなにも
かわらないまちなみわ
やさしいままに
S
おもいわスノオドオムにふりつもる
おいてけぼりがえい[えん]のふゆみつめてた
こなゆきそのひとつぶにかくれてる
きれいにけ(っ)しょうした
ふたりだけのねないしょのはなし
A
おもいだせないぬくもりに
さよならがちゅうにうく
ごめんねどこにきえてくのかな
だまってしまうそら
間奏
B
ふりかえるたびすりぬけるかぜ
とおめいなおもかげをさらう
わたるみたいに
きせつからきせつまで
となりにいたね
S
いつかのスノオドオムにわすれもの
まじわらないねへいこおせんそのさきに
あわゆきふれることなくとけていく
こころにかぎをした
きみのことがたいせつだった
S
おもいをスノオドオムにとじこめて
だきしめているはなさないでわたしだけ
しらゆきどおかせかいのすべてそめあげて
まわりつづけているはこにわにもおおわりわこない
ゆきもよお
ゆきかけら
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想