Start me once again
角膜が取り込んだ真っ直ぐな光は
僕の中で屈折した
齢を重ねる毎ピントが合わぬことに
気付かないフリをしたよ
意味もなく屋上で街並みを眺めてた
晴れ渡る空、今僕は刃をこの胸に
凛と突き立てた迷いなく
冴えない日々を変えられる
気がしていたんだよ
もう一度また僕を始めたいんだ
寓話にも似たような先書かれたレールの
上など歩きたくはない
唯一人、我こそが誰かの真似や模倣
なんかじゃないオリジナルだと
少し荒れた指先を弾いてみた聴こえるか?
もうやめようかな
それでいて心が望むから
転がりながらも僕はゆく
踏み出せるかな、逃げようかな
枯れ果てた世界で
もう一度だけ大きく風を呼んだ
脆く崩れそうな淡い希望がまだ目の前に
僕は僕をやめないよ
きっときっと大丈夫
晴れ渡る空、今僕は刃をこの胸に
凛と突き立てた迷いなく
冴えない日々を変えられる
気がしていたんだよ
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