私の恋は 一晩だけの
甘くて淡くて儚いものでした



それは小さな招待状
一夜だけの舞踏会
お城で始まる時間は
もう迫っていたの

用意されてた馬車に乗って
鬱な気分で向かって
叶うのならその時間が
すぐ過ぎてしまえば...なんて、


言ってみたけど
でも取り消すわ
“最後”なんだもの
まるで御伽の話みたいな
出逢いと時間は
早く過ぎていくからも少し
貴方と居たかった


今宵、素敵な憧れの貴方に
抱かれ、ステップを踏んで 踏んでいく
どうして一晩だけの夢かしら
タイムリミットはあとわずかで
どうかまだ魔法は解けないで……醒めないで。



椅子に腰かけうつむいていた
私に手を差し出して
微笑いかけたのは貴方で
「もし良ければ僕と…」

優しい君は王子様で
一目惚れの恋だけど
叶わなくてだからせめて
手に、手を重ねるの...私


御伽の中の
夢見たみたい
一夜の恋は
時知らす鐘で終わりが
告げられてしまう
階段を降りていったけど
ガラスの靴は落とさないわ


夢のひとときは終わりを告げる
貴方との円舞曲(ワルツ)も終わりの鐘が
鳴るの。お城中に鳴り響いて
御伽の夢から抜け出していく
貴方の腕からすり抜けるの……さようなら。



私の恋は 一晩だけの
甘くて淡くて儚いはずでした


一夜だけの恋はもう忘れましょう
一夜だけの夢ももう忘れましょう
淡い恋の夢は一晩だけ
けれど出来るのならもう一度
ふたりきりで交響曲(シンフォニー)をまた
...踊りましょ。


私の恋は 一晩だけの
切なく虚しく儚いものでした。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

一晩だけの夢


過去の産物です。

閲覧数:41

投稿日:2012/12/25 22:24:55

文字数:721文字

カテゴリ:歌詞

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