実にどす黒い愛情だな
部屋の隅の私がうなだれる
実に薄情な友情だな
屋上の私が零している
実に浮わついた恋情だな
写真の中の私が呟く
実に下らない人生だな
鏡の前の私が囁いてる
少女は一人語り出した
誰にも聞こえない声で話し出した
憎しみ痛みをありったけに込めて
霞む視界で絶叫撒き散らす
少女は一人語りかけた
少女の前で少女は話し始めた
「望むのなら 願うのなら」
「憎しみの吐き出し方を教えよう」
さあ笑い狂って 笑い狂って
醜い感情が際限なく
切り離す準備はできたか
あれはよく晴れた日の一枚だ
さあ叫び狂って 叫び狂って
醜い感情に身を任せて
焼き払う準備はできたか
あれは馬鹿騒ぎした日のことだ
切り刻んで 切り刻んで
風景ごと切り離しバラバラにして
消えちまえよ 消えちまえよ
思い出を削除する業だ
火を放って 火を放って
燃やして跡形も無く消えさるまで只
メラメラメラメラユラユラユラユラ
見つめ続けてる 灰になるまで
実にどす黒い愛情だな
部屋の隅の私がうなだれる
実に薄情な友情だな
屋上の私が零している
実に浮わついた恋情だな
写真の中の私が呟く
「さあ望みのまま 願いのまま」
「憎しみの吐き出し方を教えてやろう」
生き写し達は微動だにせず
瞬くことなくただ見つめている
その笑顔を絶やすことも無く
幸福の瞬間を見せつけている
息づく私は脇目も振らず
躊躇することなく切り刻む
刹那 切断 両断 寸断
微塵になるまで交差を繰り返す
生き写し達は微動だにせず
瞬くことなくただ見つめている
言葉も交わすことすら無く
静寂の中、生者に見せつけている
憎悪に埋め尽くされた私は
暗がりの中で灯火をつける
火葬仮葬仮想を貸そう
焼き現れた像を焼き払い続ける
さあ笑い狂って 笑い狂って
何もかも壊して吐き出しても
黒い情は未だ消えない
絶えず醜い言葉述べる声
さあ叫び狂って 叫び狂って
最後に一人忘れていないか?
嗚呼、そうかまだいたな
嗚呼、まだ 私が残ってた
さあ笑い狂って 笑い狂って
醜い感情が際限なく
切り離す準備はできたか
あれはよく晴れた日の一枚だ
さあ叫び狂って 叫び狂って
醜い感情に身を任せて
焼き払う準備はできたか
あれは馬鹿騒ぎした日のことだ
切り刻んで 切り刻んで
風景ごと切り離しバラバラにして
消えちまえよ 消えちまえよ
思い出を削除する業だ
火を放って 火を放って
燃やして跡形も無く消えさるまで
メラメラメラメラユラユラユラユラと
見つめ続けてる 灰になるまで
嗚呼、放課後 屋上で
夕陽を背に受ける少女一人
汚れきった身を洗い流して
希望の火に手をかけ揺らめかす
嗚呼、屋上の少女は只笑う
壊れた心を抱いて只笑う
さあその身に希望を纏って声が消えるのを待っている
最後の思い出も記憶も火を灯してただ待ち続ける 灰に染まるまで
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