他愛もない謳歌


駅前の焙煎屋で
モラトリアムと睨めっこ
夕暮れの眠気覚まし
一口目で火傷した

錆びれていくサイクルの
踵鳴らして坂を下る
物憂月が光る前
特別な握手を横切る

高架下の声
白い肺気ガス
コンクリート吐瀉物
意味を成さない信号
歩道の花束
はずれのアイス棒
後ろめたさと秋が
影を伸ばしていく

僕ら
愛を謳え 愛を謳え
街と
逢の宴 逢の宴
鳥も
閑乱古乱 閑乱古乱
籠の中で叫ぶ 探しているように

愛を歌え 愛を歌え
街と
逢の宴 逢の宴
鳥も
閑乱古乱 閑乱古乱
籠の中で叫ぶ 悟っているように

不埒な君と
憂がった僕の
素敵な夜を過ごして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

他愛もない謳歌 歌詞

閲覧数:1,562

投稿日:2015/11/29 21:20:17

文字数:285文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました