花丸のような
とびきりの 日には
桜舞う 街のなかへと
心は 何だか漂う

散り散りなような 春の光
雲 風 すべてが流れてく
オフィスのみんな メダカかな?
同じ向きに 泳ぐ

さざめくような 水の部屋に
あちこちへ泳ぐ メダカ達
目の隅 無視してテンポをあげ
今日から明日へ キーを打つ

乾いた文書 埋めてく文字
中身は意味ある 仕事かな?
思いは気付けば 空へ流れ
遙かな次元に 溶け込む

見えるのは 昨日の夢や楽しい時
そのまま 沈んでゆく
夢なら 覚めるのかな?
見えない未来 感じても
見えない何か 思っても
いつの間にか 過ぎてく
駆け抜ける日々に 溺れそう
たとえ今日が 花丸でも
花散る空見る 憂鬱な日

意識は漂い 遙かな島へと
青く 遙かな島は
青く澄んだ 海の果て
島からの響き 海からのリズム
誘う音は 心に寄せてくる 
波の ふるさと


穏やかなようで
忙しい 日には
嵐の前の 静けさと
心は 何だか波立つ

ばらばらなような 過去の仕事
いつも約束は 破りそう
オフィスの部下は カエルかな?
同じ節で 歌う

囁くような 風の部屋で
あちこちボロ出す カエル達
呼び寄せ叱って 目をつり上げ
どうにか お客にごまかす

赤字だらけの 書類のくず
少しは 進歩はしてるかな?
思いは次第に 空に流れ
遙かな時空に 溶け込む

見えるのは 愉快な夢や楽しい時
ここから 浮かび上がる
夢なら 叶うのかな?
見えない未来 感じても
見えない何か 思っても
いつも迫る 期日に
追いかけられては へこみそう
たとえ今日が 穏やかでも
カエルの運命 同じよう

意識は漂い 緑の島へと
遠く 緑の島は
風と空と 海の果て
島からの響き 海からのリズム
聞こえる歌は 心に満ちてくる
風の ふるさと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼女は忙しい

 自分たちの仕事上の不正行為を全面的に否定する、ある会社の管理職を素材にした曲です。客に多大な損害を負わせているのに、自己保身で客側に非があると一方的に主張する無法な大会社の管理職です。会社の力関係で泣き寝入りするしかないので、歌で揶揄して仕返ししています。不正な事をやっているのに自ら修正できないような企業は全体信用できないので、取引は止めた方が良いでしょう。

閲覧数:17

投稿日:2024/06/23 16:02:30

文字数:763文字

カテゴリ:歌詞

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