目が覚めたら
すべて消えてと
そんな嘘を吐き独り泣く

何も見えない
闇に堕ちてく

広すぎる大地に眠った
あなただけは
けして忘れないから

此処で生きてゆくこと
それは稲妻のよう
わからない心は
すべて捨ててゆけば

この闇の中
微笑みを浮かべ泣いている
あなたと抱き合う

夢を見たわ
帰れないのは
嘘をついた罰なのかしら
何処か遠くへ
逃げてしまいたい

「あなた無しでは生きれないの」
我が儘ただ言ってみたい　今さら
だけどもうこの心は
溶けてゆく闇の中までそう
このまま深く溶けて滲む

あなたの言葉
消えなくて苦しすぎてまた…私を殺すの
此処で…

目が覚めても
此処に居ない
あなただけが

振り返ると
心が剥がれ落ち
涙こぼれてゆく

どうしてなの
もう二度と笑顔に
会えないことなど
知りたくはなかった

この闇の中藻掻いても
辿り着けなくて
あなたを恨んだ
嘘と…