レールの向こう 地下のトンネルの向こうに 未来があるって
昨日じゃなくて明日を探して乗りこもう 自分だけのチケット持って 

ホームドア開くのを待って 飛びこんだ朝の電車でね
あなたの姿見つけた時は ふわとろなアイスみたいになるの
前髪おかしくないかな 鼻の上汗かいてないかな
だけど制服の後姿は すぐ見えなくなるんだ

もう一つだけわたしが大きかったなら クラスメイトとか
机隣で一緒に授業受けたりね そんな妄想浮かべたりね

憂鬱な朝でも 地下鉄に乗ると あなたに会えるかもしれないんだから
小さなわたしの一人ぼっちの恋 駅アナウンスも聞こえないくらい
ドキドキするんだ 幸せになるの 一緒の場所で揺られているだけで
あなたが降りちゃう永田町駅が 永遠に来なきゃいいのに だなんてね

ラッシュアワーで あなたを見つけられないと わたしは迷子に
暗いトンネル抜け出せずに泣いちゃうんだ バカみたいね バカっぽいよね

悲しい朝でも 地下鉄に揺られ あなたの後頭部見るそれだけで
まあいいかって 今日もがんばるって 勇気出ちゃうんだ 不思議なくらいね

レールはどこまで つながっているの 地底をめぐる恋の迷宮へと
路線図辿って 時刻表ながめ いつか叶えばな 夢でもいいから
レールの向こうに  未来があるって信じたいのわたしって単純だから
昨日は忘れて明日へ乗りこもう 胸に小さなチケット持ってね

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地下鉄迷宮

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投稿日:2017/03/13 01:01:18

文字数:600文字

カテゴリ:歌詞

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