夕焼けの中で君が泣いた夢を見た
初めての戸惑いを隠せずに困って
愛想笑いしては心 擦り減ってる気がするよ
もっと格好良く生きていけたら
後悔も何も無く生きられるの?
曖昧な日常と言うスパイスで
今日と言う日を料理しようと思う
辛過ぎだって 明日はきっと甘口な
そんな日でありますように
夕焼けの中で君が泣いた夢を見た
僕は何も出来ずに立ちぼうけ
止めどない汗で 僕は目を覚ます
君の顔も名前も思い出せない
どうして?なのかと自問自答するけど
答えは出てくることは無かった
不安な心で料理しても
美味しいものなんて出来る訳が無いんだ!
曖昧な日常と言うスパイスで
今日と言う日を料理しようと思う
辛過ぎだって 明日はきっと甘口な
そんな日でありますように
そんなある時にベルがなったんだ
僕は玄関に急ぐと
そこには夢の中で泣いていた君が・・・
「10年ぶりだね。」と君は微笑むけれど
君の名前が解らない 笑顔の君と困惑する僕
「忘れちゃったかな?」と君は聞いてきた
素直になれない僕は
曖昧な返事で「覚えているよ。」と
嘘の答えを並べてしまうんだ
「じゃあ、私の名前は?」なんて
絶対絶命の最悪なパターン
そんな事お見通しな君は
「覚えてないんでしょ?」と拗ねるように言うんだ
困った今日の日を料理にしよう
甘い甘いチョコを加えて
限界いっぱい甘くしましょう
君は一言僕に言ったんだ
「ずっと好きでした。」
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