カイトが歩いている。

「…」
「あ、マスター。どうしたんですか?」

有紗の視線に気付き、近寄る。

「ん?いや…。カイトが楽しそうに歩いてるから」

カイトは、ふふふ。と奇妙に笑う。

「な…何よ。気持ち悪いなぁ」

有紗は顔を歪ませる。

カイトは有紗に近付く。

「14日、楽しみに待ってますからね?」
「は?…っ!!?」

カイトは耳元で囁き、有紗のオデコに軽くキスをする。

有紗は放心状態である。

「んあ?マスターどうした?顔赤いぜ?」

アカイトが有紗の顔を覗き込む。

「な…何でもないよ!!?」

有紗は走って自室に逃げた。

「…なんだぁ?」
「~♪」
「…原因は、お前…かよ!!」
「うわぁ!?アカイト危ないだろ?」
「うるせ。マスターは絶対お前なんかに渡さねえからな?」
「…望む所」

そんな二人を見ていた奴がいる。

「だから、マスターは俺の」

カイトとアカイトは驚く。

『苦し…』

帯人は笑顔で二人のマフラーを引っ張っている。


果たして、バレンタイデー当日はどんなハプニングが待っているのか、楽しみな所。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

新しい生活___もうすぐですね♪

さて…有紗は本命チョコ渡すのかな?

閲覧数:268

投稿日:2010/02/11 20:11:26

文字数:474文字

カテゴリ:小説

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