二律敗反

「機械仕掛けの歌。」

lyrics, music:羽海野ヒロキ
arrange:サワ
vocal:鏡音リン・レン

始まりの音は終わりに伝う歌
電子の声はどこから聞こえてた

0&1の隙間 無限に届くのは
ByteとBitと組み合わせるデータ

「さぁ、目覚めよう」

それはただ彼に作られた機械の二人だ
人間のような偽りの体 偽りの心
彼はまだ不気味な顔で手を伸ばす
ボタンを押して「君たちはもう無用だ」と
笑ったり 泣いていた

「××××」

まるまる 廻る この世界だと
僕と 君と 繰り返すこと
ぐるぐる 巡る 二つの機械の
最後の歌

それじゃさよなら さらば
機械仕掛けの夢と心
消されてるほど
壊れた躯 もう動き出せなくなったなら

「なぜ僕たちを作ったのか?」
「もういなくなった子供たちの代わりに?」
「僕たちは元に機械仕掛けのものだから」
「どうせ人間の代わりになれないんだ」

まるまる マワル このセカイだと
ボクと キミと くリかえすコト
ぐるぐる メグル ふたつのキカイの
ホロビのウタ

それじゃ×××× さらば
キカイシカケのユメとココロ
すベてきえてく
こわれた カラダ
モウウゴキダセナクナッタナラ


明日彼はまだもう一度作るのは
新しい機械仕掛けの二人なら
これまでのことは何度目だったのか
何十年経った 無駄な仕事だった

息子と娘の代わりを作るため
幾度となく繰り返した彼は
壊した僕らの骸に立ち竦む
涙を流し 何かを呟いた

「××××」



タイトルの解釈:
「二律敗反」としては、「二律背反」と「失敗」を組み合わせた造語でございます。
この物語については、「娘と息子の代わりを作りたい」けど、「作り出したものはただの機械、満足できないだから壊す」、そして「何度でも作り続ける」という、そんなパラドックスで、何度も失敗したことです。
英語の表記は「Antinomic Failure」です。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

二律敗反

二律敗反の歌詞とタイトル解釈。

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閲覧数:252

投稿日:2012/12/15 20:53:12

文字数:828文字

カテゴリ:歌詞

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