舞い降りてくる 白い粉雪
黒い大地を 覆い隠すの
汚れたこの手 空に伸ばしても
もうあの頃に 戻れない

ただ守りたいと 願って立ち上がった
それが私の傲慢でも

大地に散った花びら かき集めて抱いても
それはもう冷たくなったあなたのようで
灰色 空に向かって 声が枯れるまで叫んで
どんなに強く願っても この腕には
もう戻らない 

今日と明日の 端境の刻
静寂の中で 何を思うの
祈りの歌と 嘆きの声を
全てを背負い 刃持つ

ただ守りたいと 願って立ち上がった
それがあなたの奢りでも

虚空に舞う花びら 無彩色の世界に
鮮やかな痕跡を刻み込んでいく
押し寄せくる荒波 飲み込まれぬように抗う
声の限り叫んで 倒れるまでは
まだ終われない

大地に縫い止められ 動かぬ躯と刻
鉄の匂い土の感触伝いくる
見上げた空は今日も重苦しい灰色
白い雪が私の頬で溶けていく
もう終わりなの?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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紅の雪

「紅の雪」の歌詞です。

閲覧数:234

投稿日:2010/12/19 08:40:24

文字数:392文字

カテゴリ:歌詞

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