白い白い氷の世界
愛した人にサヨナラ
キラリキラリ輝いて
落ちる落ちる落ちる涙

遠くの街に行きたいな
春の予感のする帰路で
呟くその言葉
白い息とともに舞い上がる

近くにいたいから
夏を遠ざけるような声で
掴んだその掌
淡い笑顔には敵わなくて

ヒラヒラヒラリ
少なくなる掛け合い
チカチカするよ
まるでこの世に置いてけぼり

おいでおいで氷の世界
愛した人を凍らせて
ここに留めておくれ
そんな残酷な願い浮かぶ

遠くの街に行きたいな
秋を越えてくあの空に
増えてく未来に
ぼくが居ることは無いんだろう

伝うのはなに?
少なくなる時間に
コロコロコロと
転がる速さ止められない

やめてやめて氷の世界
愛した人に届かない
凍瘡する指先
落ちる落ちるココロ

冬が終わる前に
伝えなきゃいけないことが
ある。ある……あるのに
愛ゆえに伝えちゃいけない

好きで好きで氷の世界
愛した人にサヨナラ
キラリキラリ輝いて……

刺さる刺さる氷の世界
愛した人に穿たれ
この傷は消さないよ
こだまするこの中で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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氷の世界

切なさ三拍子

閲覧数:220

投稿日:2017/12/31 03:58:00

文字数:453文字

カテゴリ:歌詞

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