どうも!内山平祐です。
気づけば、また知らない街の駅前を歩いていた。
撮影機材を肩にかけスマホでロケ地の地図を確認しながら、朝の空気を吸い込む。
まだ眠そうな商店街のシャッター、コンビニ前の缶コーヒー、遠くで鳴る電車の音。
仕事なのに、どこか旅の途中みたいだと思った。
映像の仕事をしていると、「完成」があるようで、実はずっと次の出発が続いていく。
一本の動画を納品しても、また別の企画が始まり、別の誰かの想いを映す準備が始まる。
昔は、何かを成し遂げた先に“到着”があると思っていた。
有名な作品を作れば。
誰かに認められれば。
数字が伸びれば。
でも実際はその瞬間もまた通過点でしかなくて、人はまた次の景色を探し始める。
ショート動画の世界は特に流れが速い。
昨日まで新しかった演出が、今日には当たり前になっている。
だからこそ自分は「流行を追うだけの映像」は作りたくないと思っている。
本当に残る映像って、たぶんもっと静かなものだ。
誰かの表情だったり、言葉にできない空気だったり、一瞬だけ見せる弱さだったり。
そういうものが時間を越えて人の中に残っていく。
夕方、撮影終わりの帰り道。
西日の中を歩くスタッフの背中を見ながら、ふと思った。
仕事って目的地へ急ぐことじゃなくて、誰かと同じ方向を見ながら歩くことなのかもしれない。
到着はきっと、一瞬しかない。
でも出発は、何度でも続いていく。
だから今日もまた、カメラを持って次の場所へ向かう。
終わりのない旅みたいに、僕らの仕事は続いていく。
到着よりも出発が続いていく、僕らの仕事と旅
仕事は永遠に続くかのような出発の連続。だからいい。それでいい。
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